2021-04-21 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
京都府が管理する桂川中流の亀岡市にある霞堤は、資産が集中する桂川下流部の国管理区間に対しては浸水被害軽減に役立つメリットがある一方で、亀岡市の霞堤で囲まれた地域に対しては浸水被害が頻発するデメリットもあります。
京都府が管理する桂川中流の亀岡市にある霞堤は、資産が集中する桂川下流部の国管理区間に対しては浸水被害軽減に役立つメリットがある一方で、亀岡市の霞堤で囲まれた地域に対しては浸水被害が頻発するデメリットもあります。
一方で、河川の水質ということについて着目をしてみますと、富士川の本川の、国の直轄管理をしている部分につきましては、地方整備局が水質、特に濁度、濁りの度合いでありますとかBODとか、そういう汚れの程度を表す五つの項目について調査を継続して行っておりまして、最新の令和元年の調査結果では、本川の国管理区間ということで申し上げますと、環境基本法に基づきます環境基準をおおむね満たしているということでございますが
久慈川においては、令和元年東日本台風で、国管理区間、茨城県管理区間を合わせ七か所の堤防が決壊し、約千五百ヘクタールが浸水するなど、甚大な被害が発生しました。これを受け、国、県、市町等が連携し、令和元年東日本台風と同じ豪雨であっても家屋の浸水被害を防止できるよう、昨年一月、ハード、ソフト一体となった久慈川緊急治水プロジェクトを取りまとめ、対策に着手しました。
昭和三十四年の伊勢湾台風や昭和五十一年九月の台風十七号では、長良川の国管理区間が決壊するなど、大きな被害を受けました。このような大きな被害を受けて、様々な反対運動等の困難もありましたが、先人の皆様の御努力で長良川河口堰や徳山ダムの建設が進められた結果、最近の豪雨ではこれらの施設が大きな効果を発揮して、沿川の皆様から感謝の声をいただいております。
もちろん、それも大事なことでしょうけれども、まず、その前に、一級河川で都道府県が管理する区間においても甚大な水害が発生しているわけでございますので、このような高度な管理が求められるようになっている状況を踏まえると、直轄管理区間への管理区分の見直しを行う必要性があると思います。
気候変動の影響により激甚化、頻発化する水災害に対して、国民の命や暮らしを守るためには、一級河川の県管理区間を含め、治水対策の抜本的な強化が必要と認識しております。 河川の堤防の決壊など甚大な被害が県管理区間で発生した場合には、高度な技術力、機械力を要する一部区間において、国が権限代行で対応しているところです。
今般の災害におきましても、大変厳しい人員体制の中、直轄管理区間の対応のみならず、地方公共団体からの要請に基づきまして、全国からのテックフォースによる排水活動や被災状況調査などの自治体支援を実施しておりますほか、さらには、委員御指摘のとおり、国の権限代行による災害復旧事業に着手しているところでございます。
昨年の令和元年東日本台風では、国管理の、直轄区間の堤防が全国で十四カ所で決壊したのを始め、県管理区間を含めると全国で百四十二カ所で堤防決壊が発生し、一般被害で見ると、全国で死者八十四名、全壊家屋が三千三百八戸、半壊が三万二十四戸、一部損壊が三万七千三百二十戸、床上浸水が八千百二十九戸、床下浸水が二万二千八百九十二戸が発生し、その浸水面積は約三万五千ヘクタールに及びました。
○御法川副大臣 今、千曲川の上流の件、井出先生の御地元ですけれども、国による管理区間ということにつきましては、先生が御指摘のように、河川法施行規則第二条の二ということで定められているところでございます。
令和元年東日本台風では、各河川管理者からの報告によると、全国の国管理区間が十二か所、県管理区間が百二十八か所の合計百四十か所で堤防が決壊したところでございます。 また、一部の河川では、越水と報告をされた箇所が現地の被災状況に照らすと決壊に該当するのではないかという御指摘もございまして、現在再調査を行っているところでございます。
今回のこの浚渫事業を自治体の方でおやりになる場合に、国の管理区間と接するところで、連続するところで国の方も併せて事業を、河道の掘削を行うということにいたしますと、より長い区間で河床を下げることができて、よりスムーズに水を流すことができますので、再びの堆積が非常に起こりにくくなるというふうに考えてございますので、今回、浚渫事業を行います際に公共団体の方から計画を御提出いただくことにしようと考えてございますが
既に堤防強化を行っていた区間は、高さや幅が不足するものの、暫定的な堤防があって、当面は整備の予定がなかったのに対し、これより上流側の区間については、更に上流側の県管理区間を含め、堤防がない、いわゆる無堤部であったために、堤防の新設が計画をされておりまして、その整備時期は県と調整をし、決めることとしておりました。
さらに、御指摘の箇所につきましては、令和元年東日本台風と同じ雨が降っても川の方から水があふれないように、上流側の県管理区間とあわせて堤防を整備するとともに、河道掘削を実施し、一日も早い被災地の復興に努めてまいりたいというふうに思います。
この貴重な観光資源でもあります千里浜なぎさドライブウェイを始めとした千里浜海岸の侵食対策について、地元自治体や県の管理区間などさまざまな決まりがあることは承知をしておりますが、国として、こういった貴重な資源の保護に対しての考え方や対策について国土交通省に伺いたいと思います。
このため、直轄の管理区間におきましては、河道掘削等を定期的に行わせていただきますとともに、都道府県が管理されておられる河道につきましても、その掘削に対して交付金によって支援を行ってきているところでございます。
その場で、長野県当局からは、千曲川、犀川、天竜川で国管理区間と県管理区間が分かれている状態となっているいわゆる中抜け区間等について、国による一元管理の必要性が強調されるとともに、災害予防システムの構築等、防災情報の提供体制の強化等について要望がありました。 その後、長野市穂保地区に赴き、千曲川における堤防決壊現場の被災・復旧状況を視察いたしました。
台風第十九号により、福島県を流れる阿武隈川水系においては、国管理区間において一カ所、県管理区間において三十カ所の堤防が決壊したところでございます。 国管理区間につきましては、十月十四日より二十四時間体制で工事に着手し、十月十八日十七時に仮の堤防を完成させ、その後、仮堤防を補強するための対策を十一月八日まで行い、応急復旧工事を終えたところでございます。
まず、台風十九号による被災について考えてみたいと思いますけれども、今回、大河川の直轄管理区間の破堤というのが、めったに起こらない大変珍しい現象です、お手元の資料一あるいは資料二にその状況を示してございます。 今年、私が訪れました長野県の穂保地区の千曲川、宮城県大郷町の吉田川、埼玉県の荒川支川の都幾川を始め直轄区間十二か所で、それから県の管理区間では百二十八か所で破堤が起こっております。
国が管理している国道では、通常、日常業務の中で道路巡回しておりますけれども、そういった中で、道路に異状があるかどうかというのは認識していることと、お尋ねのような点字ブロックのようなケースにも対応するためには、年に一回程度は、実際、管理区間を歩いて網羅的に見てチェックをするということを実施して、その中で、点字ブロックの破損等があれば把握していくということを行ってございます。
直轄管理区間の破堤というのは大変珍しい現象でありまして、昭和五十一年の長良川の破堤以来、平成十六年の兵庫県の円山川本川及び支川出石川の破堤、平成二十四年の九州北部豪雨の際の福岡県矢部川の破堤、昨年の西日本豪雨の際の高梁川支川の小田川の破堤など、数えるほどしかありません。 一方今年は、私が訪れました長野県、穂保地区の千曲川や、宮城県大崎市の吉田川を始め、直轄区間の十二か所で破堤が起こりました。
千曲川で二十二キロ、犀川で四十二キロ、天竜川で十二キロ、県管理区間が存在をしておりまして、これは全国でもまれなケースというふうに聞いております。 これだけの災害が発災をいたしました。こういう中で、やはり下流から上流まで一つの考え方において治水、いわゆる河川の管理を行うこと、これは重要なことだというふうに思っております。
委員御指摘のワイヤロープについては、飛び出し防止性能の信頼性も高く、現在、高速道路会社の管理区間について、おおむね三年で設置を完了する予定としております。 一方、圏央道の茨城県区間については、抜本的な安全対策として、先ほど御指摘のありました、平成三十年度に財政投融資を活用して四車線事業に着手をいたしました。
全国の一級河川の直轄管理区間におけます堤防の整備率につきましては、計画断面を確保している区間が、平成三十年三月末の時点で六七・七%になっております。